雛鳥

2007年5月12日
強いものは、弱いものを守り。
影響力の大きなものは、その傘下にいるものに与える。
お金も地位も仕事も、あるところからないところに差し出される。

水が、上から下に流れるように、
あるものは、ないものに向けて、動く。

それなら、その下流地点にいるものは、
上に感謝して尽くすか、といえば、
そうとはいえない、現実の実情を見る。

大きな口を開け、そこに餌が放り込まれるのを待つ雛鳥のような。
我勝ちに、餌を自分のものにしようと、大きな声で主張するような。
そんな人の方が、ぬくぬくと自分を貫き、生きているように見える。

自分が人に与えることや、自分の在り方を振り返らずに、
欲する自分の気持ちに準じて動く人の方が、世の中は生き易いのかもしれない。
余計なわきまえなどなくして、無遠慮に生きた方が、生き易いのかもしれない。

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